臨時株主総会議事録
会社を設立した後、初年度から役員報酬を発生させる場合、設立後3ヵ月以内に役員報酬を決める必要があります。
一般的には年に一度決算時に開催される定時株主総会にて、時期の役員報酬を定める決議を行います。ですが、初年度は設立時に臨時株主総会を開き、報酬決定を行います。
その際は、「役員報酬」の決議が主となる総会になる為、本文書においても役員報酬に関する決議のみで作成しています。
本議事録では、月額の役員報酬の決定については、株主総会と別に「役員報酬決定書」で定める事としています。
下記、「取締役の報酬金額に関する決定書」を併せてご確認ください。
No. | 項目 | 内容 |
1 | 標題 | 標題を「臨時株主総会」としています。実施回数が複数ある場合は、「第〇回 臨時株主総会」と実施回数を記載してください。 |
2 | 日付 | 臨時株主総会の開催日を記載します。 |
3 | 開催場所 | 臨時株主総会を実施した場所を記載します。 |
4 | 参加人数及び株数 | 項目に該当する対象者人数と議決権数を記載します。 |
5 | 出席した役員・議事録作成者 | 出席した代表取締役、取締役を記載します。 |
6 | 議長名 | 議長を務めた者の氏名を記載します。 |
No. | 項目 | 内容 |
7 | 報酬額 | 年間報酬総額の上限額を定めます。
別途定める報酬決定では、月額報酬×12ヶ月に加え、場合よって役員賞与が含まれる為、合計額が本項目で定める上限を超えないように決定をします。 |
8 | 閉会時間 | 総会の閉会時間を記載します。 |
9 | 日時 | 株主総会の開催日時、議事録の作成日を記載します。 |
10 | 会社名 | 会社名を記載します。 |
11 | 記名・押印 | 株主総会へ出席した代表取締役、取締役が記名、押印をします。 |
役員報酬を支給する場合には、株主による総会決議が必須となります。
また設立後3ヵ月以内に決定をしないといけない事もある為、報酬決定までの流れをしっかりと把握をしておく事が大事になります。
議事録作成の際には、是非テンプレートをご活用ください。
コメントを残す